2016-10-20 第192回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
○国務大臣(石井啓一君) 今委員御指摘いただいた平成八年二月の豊浜トンネルの岩盤崩落事故、これは台風や地震が直接引き金になっていない突発的な事故でございましたので、類似の事象が想定される全国のトンネル坑口ののり面、斜面に対象を限定をいたしまして緊急的な点検及び対策を実施したものでございます。
○国務大臣(石井啓一君) 今委員御指摘いただいた平成八年二月の豊浜トンネルの岩盤崩落事故、これは台風や地震が直接引き金になっていない突発的な事故でございましたので、類似の事象が想定される全国のトンネル坑口ののり面、斜面に対象を限定をいたしまして緊急的な点検及び対策を実施したものでございます。
御指摘の通行どめの区間につきましては、約六百四十メートルありますけれども、平成十七年、平成二十年、平成二十二年、平成二十三年と四回にわたる岩盤崩落が起こりまして、平成十七年十一月から平成二十四年十月まで約七年間にわたり、岐阜県がやむを得ず全面通行どめを行ったところであります。平成二十四年十一月には復旧工事が完了しております。
平成八年の二月十日、豊浜トンネル岩盤崩落事故のときの北海道開発局建設部長です。この人、なぜか、処分を受けたのかどうかわかりませんが、翌年九年七月には局長になっている、事務次官になっています。この人に電話しています。「丁寧な対応をするよう指摘」したとあります、今大臣がおっしゃったように。 鈴木宗男議員から言われた新山事務次官は、北海道開発局の幹部に丁寧な対応をするようさらに指示しました。
また、阪神・淡路大震災やトンネルにおける大規模な岩盤崩落事故等を踏まえ、防災上危険な密集市街地の整備や、住宅、建築物の耐震性の向上、緊急輸送道路、避難路の整備などを進めるほか、平成十年度を初年度とする第四次急傾斜地崩壊対策事業五カ年計画を策定し、これに基づき事業の効率的推進を図るなど、引き続き災害に強い町づくり、地域づくりに努めてまいります。
また、阪神・淡路大震災や、トンネルにおける大規模な岩盤崩落事故等を踏まえ、防災上危険な密集市街地の整備や住宅・建築物の耐震性の向上、緊急輸送道路、避難路の整備などを進めるほか、平成十年度を初年度とする第四次急傾斜地崩壊対策事業五カ年計画を策定し、これに基づき事業の効率的推進を図るなど、引き続き災害に強い町づくり、地域づくりに努めてまいります。
○山下芳生君 初めに、北海道第二日糸トンネル岩盤崩落事故について質問をします。 現在、人的被害は確認されておりませんが、私は、政府は今回の事故を深刻に受けとめる必要があると思っております。建設省は昨年二月の豊浜トンネル事故の後、トンネル坑口部等の緊急点検を全国の道路管理者に指示いたしました。
○三浦一水君 無人化施工ということでございますけれども、雲仙の普賢岳災害あるいは今回の北海道の後志管内の二百二十九号線第二日糸トンネルの岩盤崩落現場でもそのような施工方法がとられているやに聞いております。
○説明員(宮本泰行君) 建設省では、平成八年二月十日の豊浜トンネルにおける岩盤崩落事故を踏まえまして、今後の防災対策のあり方について多方面より検討を進めているところでございます。
今なお記憶に新しい阪神・淡路大震災や豊浜トンネル岩盤崩落事故、さきに申し述べました昨年末の蒲原沢の土石流災害などによりまして多くのとうとい人命や莫大な財産が失われました。台風、豪雨などによる被害も毎年頻発しており、まことに憂慮の念にたえない思いであります。
今なお記憶に新しい阪神・淡路大震災や豊浜トンネル岩盤崩落事故、さきに述べました昨年末の蒲原沢の土石流災害などによりまして、多くのとうとい人命や莫大な財産が失われました。台風、豪雨などによる被害も毎年頻発しており、まことに憂慮の念にたえない思いであります。
まず第一に、今回の事故が、岩盤崩落ということが予知できなかったかどうか。前にも、我が党の岩井議員が御質問をいたしました。あるいはその後のいろいろな経過も御報告をちょうだいいたしましたが、その後さらに詰まったことがあったら御説明、御答弁をいただきたいと思うわけでございます。
○政府委員(橋本鋼太郎君) 大規模岩盤崩落に関する技術検討委員会を三月一日に発足いたしました。現在、委員の先生方の御都合等もございますので、なるべく早く第一回の委員会を開催するように努力しているところでございます。 この中では、土木工学の先生あるいは地質の先生、さらには施工方面にも詳しい方々、いろいろな先生をお願いしております。総数で約十七名というメンバーでこれを進めていきたいと考えております。
○石渡清元君 建設省は、大規模岩盤崩落に関する技術検討委員会へ一流の専門家を集めた委員会を設置されて、三月中に第一回を行う、こういうことを発表されておりますけれども、もう三月、第一回がスタートしたのか、あるいは検討委員会がどういう手順でどのような結果に導くか、そういったことを御説明ください。
そういう意味で、従来いろいろな点検なり調査研究をしてまいりましたが、建設省全体といたしまして、道路、河川、鉄道が極めて急峻な地形を縫うように通っているのが日本の現状でありますので、全国的な大規模岩盤崩落対策を検討するために、幅広い学術分野の専門家の英知を結集した委員会を今回新たに設置し、全国的なこのような厳しい地形の状況にある構造物等の安全性の向上に役立てたいということで、現在検討しているところでございます
さらに、別途、全国的な大規模岩盤崩落対策を検討するための第三者的立場の検討委員会を設置し、その成果を得て、全国の同様の地形にあるトンネル等の安全性向上に役立てることといたしました。 なお、本道路は、地域の通勤、通学、買い物等の唯一の生活道路であることから、トンネルの復旧までの間の生活道路の確保のため、閉鎖状態であった旧道を緊急に整備して、十九日から供用を開始したところであります。
なおまた、全国的な大規模岩盤崩落対策を検討するために、幅広い学術分野の専門家の英知を結集した委員会を今回新たに設置いたしまして、その成果を得て、全国の同様の地形にあるトンネル等の安全性向上に役立てることとしておる次第でございます。 今後とも、今回の事故を教訓といたしまして、道路管理に万全を尽くしてまいりたいと考えております。 ありがとうございました。(拍手) 〔国務大臣岡部三郎君登壇〕
答弁に先立ちまして、一般国道二百二十九号豊浜トンネルの岩盤崩落事故により亡くなられました被災者の方々に対し、謹んで哀悼の意を表しますとともに、御遺族の皆様方に心からお悔やみ申し上げます。
今ちょうど本会議でもありましたように、北海道豊浜トンネルでの岩盤崩落事故で犠牲になられた方々、また御家族の皆さんに心からお悔やみを申し上げたいと思います。 そこで、今も議論がありましたように、北海道南西沖地震以後いろいろな点検をなすった。また建設省、北海道開発局、それぞれそういう問題点、点検なすっていますね。
この間も地震は起き、そして液状化は起き、岩盤崩落は起き、そういう意味でいいますと、ありとあらゆるものが起きたと言って過言でないと思うのですね。そういうものに備えるべく、全体としての計画をよくにらんでいただいて、それを省庁任せにせずに、積極的イニシアチブを持って国土庁がやっていただきたいということなんですね。よろしくお願いします。
その前に、過日、北海道後志管内の豊浜トンネルで発生した岩盤崩落事故でお亡くなりになられました二十名の方々の御冥福をお祈りするとともに、御遺族の皆様には心よりお悔やみを申し上げます。 今回の事故処理におきましても、初動のおくれと縦割り行政の弊害が強く指摘されております。阪神・淡路大震災での教訓が生かされていないと言わざるを得ませんが、この点について、まず総理の御見解を伺っておきます。
○国務大臣(橋本龍太郎君) 答弁に当たりまして、まず豊浜トンネルの岩盤崩落事故に関し、亡くなられました被災者の方々に対し謹んで哀悼の意を表しますとともに、御家族の皆様方に心からお悔やみを申し上げます。
○国務大臣(中尾栄一君) 今回の岩盤崩落事故につきまして人災ではないかとの一部の方々の指摘もあると、こういう意味で申し上げたものでありまして、昨日非常に時間的に迫った委員会でございましただけに、言葉足らずであったことを申し上げたいと思います。 このことは、予算委員会の冒頭にお許しを得てその真意を御説明申し上げたいと思っておったわけでございます。また、そのようにしたいとも思っております。
○国務大臣(中尾栄一君) 今回は一般国道の指定区間におけるトンネルの岩盤崩落事故でございますから、道路管理の責任は現地を管理する北海道開発局長であり、また建設大臣は同開発局の指揮監督を行うとされております。
○政府委員(橋本鋼太郎君) 今回のトンネル岩盤崩落事故につきましては、原因究明の調査委員会を北海道開発局のもとにつくりまして現在究明中でありますので、原因についてはまだこれからの課題と考えております。
それから、全国レベルにおきまして、大きな、大規模な岩盤崩落のメカニズム等につきましては、これは大変難しい課題と考えております。技術的にも非常に大きな課題だと思います。
今回のような大規模岩盤崩落による被災の再発を防止するため、建設省といたしましても、岩盤工学等の専門家から成る第三者的な検討委員会を早急に発足させ、調査研究を実施してまいりたいと思っております。 また、全国一斉に実施しております防災点検につきましても、対象道路を追加する等、鋭意実施してきております。
今回の事故につきましては、広域的な問題ではございませんで、いわゆるトンネルにおける岩盤崩落という局所的な事故でございますので、現地の状況をよく知りている道路事務所長を本部長にしたということでございます。
私は、日本共産党国会議員団の北海道豊浜トンネル岩盤崩落事故対策委員会の責任者として、参議院の緒方靖夫議員とともに、去る十四日、十五日現地に飛びまして、御家族の方々に対するお見舞いや調査活動を行って、けさ一番で帰ってきました。十四日、直ちに北海道開発局に、私たちと日本共産党北海道委員会の連名で三項目の申し入れを行いました。
初めに、今回の一般国道二百二十九号、豊浜トンネルの坑口部における大規模な岩盤崩落に巻き込まれた方々及び御家族の方々にまずはお見舞いを申し上げる次第でございますが、現地対策本部では、被災者の救出を最優先に考えまして懸命の作業を進め、昨日二月十四日午前十一時には、発破により、先ほど申し上げましたように、岩塊を破砕する作業を完了したところでございます。